GISBoxの「シーン」セクションで提供されるこの機能を使うと、建物モデルをワンクリックで生成できます。地図で範囲を指定し、SHPデータをインポートすることで、簡単に建物モデルが生成されます。次に、具体的な操作手順を説明します。
まず、GISBox ソフトウェアを開き、「シーン」セクションの右上にある「新規作成」ボタンをクリックして新しいシーンを作成します。
シーンの作成に成功すると、シーンプロジェクトが自動的に開きます。このとき、ソフトウェアから「OSGB/汎用モデル/SHP/GeoJSON ファイルのインポート」が求められますが、ここでは下部にある「後でインポート」ボタンをクリックします。
上部のメニューバーで「地図データを取得」機能を見つけ、クリックします。
ポップアップウィンドウでは、地図の範囲を自由に選択・移動することができます。また、右側に「最大/最小経緯度座標」を入力して地図範囲を変更することも可能です。
地図範囲を決定したら、右下の「インポート」ボタンをクリックして、シーン内に建物モデルをワンクリックで生成します。
左側のシーンで、先ほど生成した SHP 建物モデルを選択します。右側のスタイル設定で建物モデルの「位置」、「回転」、「スケール」を変更することが可能です。
もし生成された SHP 建物モデルに問題がある場合は、右上の「生成」ボタンをクリックして再生成することができます。
また、上部の「エクスポート」機能を使って生成された SHP 建物モデルを「3DTiles」または「GLB」形式でエクスポートすることも可能です。
先ほど生成した SHP 建物モデルを選択し、上部の「エクスポート」機能から「3DTiles をエクスポート」を選択します。
「タイルタスク」で右側のフォルダアイコンをクリックしてエクスポート先のパスを設定します。エクスポート先は空のフォルダに保存する必要があります。
次に、「ゼロ点座標」、「サイズ」、「テクスチャ圧縮」、「頂点圧縮」などの基本設定を変更します。(タイルオプションの詳細な使用方法については、「汎用モデルの切片」チュートリアルをご参照ください。)
設定が完了したら、「確認」ボタンをクリックしてタイルタスクを開始します。タスクの進行状況はリアルタイムで確認できます。
タイルタスク設定で「同時にサービスとして公開」を選択していた場合、モデルのタイルが成功すると、自動的にサービス(対応するサービスアドレス)が生成されます。公開されたリストを開くことができます。
生成されたサービスアドレスは、Cesium や Cesium for Unreal などの GIS エンジン、またはWings Engineのようなデジタルツインプロジェクト構築プラットフォームで利用可能です。